2026年9月1日(火)朝8:00
『あせらないラジオ』#121をSpotify、YouTube、Apple Podcastsにて公開しました。
#121
「パレスチナを知る “遠い”誰かを“遠い”ままにしないための第一歩」シリーズ
第4回 バルフォア宣言のその後―イギリス委任統治下のパレスチナ
今回は、1917年のバルフォア宣言の後、イギリスによる委任統治のもとでパレスチナ社会がどのように変化していったのかを見ていきます。
国際連盟の委任統治制度、パレスチナ委任統治文書、Jewish AgencyとArab Agencyをめぐる制度上の違い、ユダヤ人移民と人口の変化、1920年・1921年・1929年の暴力とイギリスの各調査委員会、ホープ=シンプソン報告、パスフィールド白書、1931年のマクドナルド書簡までをたどります。
後半では、神戸・元町の1003で開催された写真展「私たちが見たパレスチナ~占領下に生きる人びとと暮らし~」と、PROJECTマクルーバのZINEを通して知ったガザ、西岸地区の人びとの暮らしについてお話しします。
このシリーズでは、わたし自身が学びながら、歴史的資料や複数の解説をもとに、できるだけ丁寧に考えていきます。
ひとつの考え方や見方を押しつけるためではなく、まず「知る」ことから始めたい、という気持ちにもとづいています。
【シリーズ全体を通して参照している書籍・資料】
岡真理『ガザとは何か 増補版』だいわ文庫
イラン・パペ『イスラエル・パレスチナ紛争をゼロから理解する』河出新書
早尾貴紀『イスラエルについて知っておきたい30のこと』平凡社
フランチェスカ・アルバネーゼ『ガザへの集団犯罪 私たちはいかにジェノサイドに加担しているか』地平社
早尾貴紀『パレスチナ、イスラエル、そして日本のわたしたち 民族浄化の原因はどこにあるのか』
エンツォ・トラヴェルソ『ガザについて歴史は何を語りうるか』青土社
藤原亮司『ガザ、パレスチナ、ひとりひとりの日常』dZERO
早尾貴紀さん講演会
「わたしたちは、こんなに残酷な世界を傍観したままでよいのか―地図から消されつつあるパレスチナ、“遠い国”の日本―」
前編
https://youtu.be/kgUAoYzuuYg
後編
https://youtu.be/Mt6tNb_zRrg
【憲法から考える】私たちは、ガザのジェノサイドにどう立ち向かうべきか
【今回の歴史パートで参照した資料】
国際連盟規約 第22条
国際連盟「パレスチナ委任統治文書」1922年

国連
The Origins and Evolution of the Palestine Problem, Part I: 1917–1947

パリン調査委員会報告書
(1920年ナビー・ムーサー事件)

ヘイクラフト調査委員会報告書

ショー委員会報告書

ホープ=シンプソン報告書 1930年

イギリス政府「パスフィールド白書」1930年

ラムゼイ・マクドナルド首相からハイム・ワイツマンへの書簡
1931年2月13日

Arab Agency設置案に対するアラブ執行部の回答(1923年)

1930年のJewish Agency正式承認に関する国際連盟への報告

【今回ご紹介した写真展・資料】
PROJECTマクルーバ

写真展「私たちが見たパレスチナ ~占領下に生きる人びとと暮らし~」
2026年8月1日~16日/1003(神戸・元町)
村上麻衣「足元からパレスチナとつながる試みとしての写真展」
『国際人権ひろば』No.179
『Macluba! vol.2 ザハラさんのガザ滞在記』
『Macluba! vol.3 架け箸 2025年夏 パレスチナ・ヨルダン川西岸地区の暮らしを訪ねて』
【ヨルダン川西岸地区の現在について】
国連人道問題調整事務所(OCHA)

外務省 海外安全ホームページ

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